ポン骨の喰ミ出汁

きっも↑抑圧されたストレスぶち撒け場、言葉を探してるだけ

ダンガンロンパV3の考察ってほどでもない

【ネタバレ注意】

ダンガンロンパV3についてがっつりネタバレします。

まだプレイしていないかたは全力でこのページから逃げてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このぐらい開ければよかろうか?

 

まったく大したことなんて書かないんだけどさ。

 

プレイしたのは3年前だから、その記憶で書いているので、色々と申し訳ないです。

 

ダンガンロンパ愛好者(もはや信者)の視点で書くんですが

自分はあの結末が最高!!!!!!だと思った。

 

ゴフェル計画~の流れになったとき、正直肩透かし感がありました。

それは今まで見てきたじゃないか、と。

想像の斜め上、はるか上空をゆくストーリーを望んでいるのに、1と2の二番煎じを見せさせられるのか、と。

そんなのニコニコ動画とかにクオリティの高い二次創作バンバン出てるから、それだけはやめてくれや、頼む…!と思ってた。

ぬるいファンディスクを握らされてしまってたか…と

 

そしたらね、まさかのあの展開ラストです。

わたしはダンガンロンパが好きだ!!!!!!

最高じゃないですか?

公式がですよ、「ダンガンロンパに心酔した人々が現実でダンガンロンパをやり始める」っていう世界線を創ってしまうのって

その時点で壮大じゃないですか!??めっちゃ好きなんですけど!!

二次創作で、そんな派生作品とか無いですよたぶん!さすがレジェンドオブ公式様いうかね…!!

 

で、V3の伏線回収「53回目」だったと。

それもいいですね、とってもいいです……!!いい!!!!!!

 

V3はノンフィクションなんだ、って話にはなってますけど

ゆうてこちらの世界から見るとフィクションなわけで。

 

よく、ダンガンロンパV3が賛否両論であるという話について

「否」意見側では、「キャラがプレイヤーである自分たちに説教たれてる」とか

「これが制作者側の伝えたいメッセージなの!?ゲーム作っといて発売して罪悪感抱かせて一体何???」みたいな意見見ますけど

なんか、、そういうことじゃないんじゃないかなーと思って見てます。

 

うーーん、なんていうか、製作者(小高さんですけど)が、ダンガンロンパのような作品作りながら、心の中で感じてる矛盾が出ちゃったんじゃないですかね…?

もうほんと、ちょっとしたやつ。

デスゲームっていうこんな悪趣味(失礼)なゲームを求めてる時点で、心まっくろくろじゃないです?っていう。

で、その考えから進んだのが、ダンガンロンパが続く限り、真の平和はないのでは?という。

でも現実は難しくて、この悪趣味さに惹かれて、それが芸術的観点なのか不満の解消なのかってとこなのかなって思うんすけど…

なんか別に糾弾しようとか、この話のメインテーマやメッセージではないと思うんですよね。

 

むしろ、ゲームとプレイヤー間の距離を縮めてくれるというか、そのメタっぽいやつ。自分そういうの好きなんですけど。

DOKIDOKI文芸部とか、君と彼女と彼女の恋みたいな。

ゲームという液晶を超えて、現実のプレイヤーにはたらきかけてくるやつ。

今回はそれがしたかったんじゃないかな…?

 

1が奇想天外の黒幕で

2が舞台がゲーム世界でした!で

3が、、まとめるの難しいけど、フィクションじゃなくてノンフィクションでした!って。

でも私たちプレイヤー側からすると、ゆうてフィクションには変わりないわけよ。ゲームだし。

でも、その壁を打ち破ろうというか、キャラクター側からこちらの世界への強い歩み寄りといいますか、それが熱くてたまらないですね!!!

「創作物から変わる何かがあるかもしれない」って、そっちがメッセージじゃないのかな?

創作物からの影響力、心に響けおら!!揺さぶりやがれ!!の伝え方じゃないですか、表現物って。なんかそういう…(カオス)

その衝撃の与え方の方法なんで、個人的には衝撃を受けて満足致しました。

 

2次元が3次元に歩み寄ってくれてるうれぴ~~~でいいんじゃないかな?

 

ただ、個人的には、「V3のキャラクターはノンフィクション」っていう設定があるから、V3のキャラには心を入れ込みづらくて、1や2のキャラに対してみたく深入りはできないです…

なんだろ、狛枝君とか腐川ちゃんとか好きで、普通にオタクとして推しとして、キャラに魅力を感じて好きなんだけど。そういう性格に至った生い立ちとか、人生とか想像を膨らませることができるじゃないですか…妄想の余地があるというか。16年間ぐらい生きてるわけだから。

でも、V3のキャラは「設定だ」と言われちゃってるので、ライトで照らされて記憶された数文の情報なわけだから…そうなると妄想はマジで一切意味をなさないわけですね。だって存在しないんだもん、そのキャラの人生は。

そういう、キャラクター好きの自分からすると、V3のキャラは深いれしにくくてゲロオタクし辛いなぁって思います……

 

感じてることはうまく言葉に表現できないものだなぁ。

とにかく、V3のラストは、個人的には「さすがダンガンロンパ!!」という感想で、とても大好きです。

残念なのは、あの終わり方だと次回作が完全に無いことです。可能性がゼロって虚しい。

中のV2とか中間あたりの話出すにしても、なんかねぇ、大枠とラストが決まってるから、展開の大爆発は見込めないじゃないですか…

あっても、ゲームじゃなくて小説版ぐらいの温度がいいですね。ダウンロードのみとか。

 

アクダマドライブを楽しみに、夏まで生きてみます。