ポン骨の喰ミ出汁

きっも↑抑圧されたストレスぶち撒け場、言葉を探してるだけ

うんんんんんんんこ

うんんこうんこーーー

 

うんこうんこ。

うんこビーーーム。

 

われもあなたもみんなうんこ。

うんこ大爆発。

 

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輪るピングドラム見た。

 

事前情報として知ってたのは

・なんかむずいかんじ

・ピンクのペンギン(ピングドラムからピンクを連想したのだと思うが、ピンクのペンギンいなかった)

・あるふぁが好きって言ってた

ドラム式洗濯機

・子どもブロイラーの存在

 

・あいか村の元になってる←これがけっこうでかいかも

 

感想としては、序盤の印象として「見やすいなぁ」というのがあった。

映像の速さがちょうどいいなぁと思った

これは単なる懐古厨なんだけど、最近の映像早すぎてさ、話の把握できないまま進んでたりするので。そういう点では、昔のアニメ、速さちょうどいいなぁと思った。

映像の切り替え?というのか、本筋を説明しながら、枝の分岐を見せるのがお上手だった。(ダブルHの本日の標語とか、ペンギンちゃんの挙動とか)

めっちゃいいと思った。

ラノベ原作なんか?と思ってたら、オリジナルアニメみたい。小説もあるみたいだけど(後で出た)。どおりで、すごく映像の流れが綺麗なわけだ…!(再現するときに生じる無理がない)

 

全体的な感想としては、キリスト教…?ってかんじだった。

考察とかもざっと見たけど、真実の果実、アダムとイブ、原罪、タナトスとエロース、銀河鉄道の夜。なるほど、というかんじである。

序盤に、CV石田あきらが、ゆりを感情的に(恋愛感情的に)好きっぽい描写とか、

親が主犯格だと知った時の3人の驚き方の描写とか(昔から集会に参加してたなら、ある程度「あぁそうか」的な表情なんじゃないか)

主人公君の闇深が明らかになるところとか(なんか突然すぎと思った)

記憶がぶっ飛んじゃってるところとか

正直、最初と後の方じゃ設定が合わなそうなところがあるのは、仕方ないのかなと思いつつ…

毎話毎話の情報量と、毎度おどろきと意外性があるのはすごかった。

 

セーラームーンの監督なの、納得した。

 

生存戦略、しましょうか、のわらわさん、結局桃果だったのか…??

最後にそういう描写があったけど、ちょっと微妙じゃないか…?

性格が合ってないといいますか。

 

結局ピングドラムは「愛」だって話だったけど、

それなら最初にわらわが「ピングドラムを追え」的なかんじで、桃果の日記帳を追ってたのはなぜだ。

これは、『運命を変えるための呪文が書かれているから』が答えだけど、

わらわが桃果なら、日記見なくても、呪文を知ってるじゃんね。

それに、その呪文は、陽毬が知っていたし、陽毬がダブルHによく言ってたみたいだし。どゆこと。りんごちゃん、結局日記帳から呪文を探したわけじゃないじゃん。

 

陽毬ちゃんが、ダブルHにモヤっとした感情を抱いてるの、リアルだなと思った。

あんないい子は、そのような感情を持ってなさそうだけど、人間って克服できない闇の部分、あるよね。そういうもんだよね…。あんな聖人君主ちゃんでも、一個や二個歪んでる部分はあるんや、っつって。物語上のめっちゃいい子様は、まっさらないいことして描かれがちだけど(理想も入ってると思う)、物語で裏表を書いちゃうのが、いいねって思った。(物語は「一貫性のある性格」で書きがちだし、それが好まれるから)

 

そして、そもそも「日記帳」ってなんだ。

なんで、桃果は未来として、日記帳に石だあきらとの、結ばれる夢日記を書いてたんだ。桃果、そんなに彼に恋愛感情抱いてそうだった…?そういう愛情のかけ方は見られなかったけど。しかもちょっと痛いめじゃん。所やとか書いちゃってるし。小学生にしてはマセてないか…?

結局そのわけわかんない、日記帳のせいで、それを完遂しなければならないと、りんごちゃんが不幸になっていたわけだし。運命を変える呪文のこととか、わかってなかったみたいだし。(そもそも誰かに伝わるために書いてないわけだけど)

未来日記の目的がわからない。妄想日記だとしても、あの内容を書く桃果は、性格が合ってない気がします。ってのが謎。あと、ゆりのこと結構気にしてそうだったのに、ゆりのことが書かれてなさそうだったのが気になる。

 

不完全な、桃果だった…?二人に分かれちゃったから。

わらわは、ピングドラムを追えって言いながら、ピングドラムが何かわかってなかったんじゃないかピングドラムは最終的に「愛」だったから、「エロース(愛)」の象徴である、桃果が残した物を、とりあえず追うぞ、ってかんじだったのかも。

んでも、ピングドラムが愛だったとしたら、三人の家族間に、そもそも(愛)ピングドラムは存在してたわけじゃん。それじゃダメだったんか…?

桃果の目的として、運命を変えることがあった。95では、目的の半分しか達成されなかったから。

運命を変えるためには→「呪文」を唱えることが必要

(なぜ陽毬は呪文を知ってたんだろうね…?)

その代償がサソリの炎で。サソリの炎からの救済?が真実の果実(りんご)?(愛?ピングドラム?)

呪文を唱えた後に、ピングドラムが必要だった…??この辺、やっぱよくわかんないや。

 

生存戦略、しましょうか」は、死にそうな陽毬や、死にそうな金髪マッシュの男の子に憑くってのはやっぱ、「生存戦略」が必要な人にとりつくというか…

「何者にもなれない」っていうのは、視聴者である私にはとても刺さる言葉だけど

なれなかったのかな…言われてた子たちは…?

「何者にもなれない」=「子どもブロイラーで透明にされる」って認識でいたから、むしろこの子たちは、何者にもなれない、を逃れた子達だと理解してるんだけども。

どういうこと?

あの世界で、何かになれた人って、誰を指すんだ…??

まさとし?(タナトス)と、桃果(エロース)なのかな?だとしたら納得なんだが。

「有名人」ってことだと、ゆりや社長(かんばに付きまとう女の子)やダブルHは、除外されるってことだけど。そうなると、その対である陽毬が「何者にもなれなかったもの」に該当しちゃうから(その陽毬がとりつかれてそう喋ってるわけだから)、違うじゃんね。この解釈は違う。(視聴者=私としては、この解釈で受け取ってしまうわけだけど)

 

難解である。

 

もう一回見たら、もうちょっと変わるのかな?