ポン骨の喰ミ出汁

きっも↑抑圧されたストレスぶち撒け場、言葉を探してるだけ

さいまるちゃん物語

さいまるちゃんは、低気圧が原因でぐだっとしている。

鼻をかもうとして、ティッシュを引き出したら、ペーパータオルだった。

そのまま鼻をかんだ。ちーーん。

さいまるちゃんはサイなので、皮膚が分厚い。それでも、表面の皮膚が、鼻の下が細かに傷ついて、少し痛んだ。顔の面が厚いってのに、ダメージを受けるのね。ティッシュであったはずのものでさえ、柔らかくなくて、私に硬くて、傷つけて。それじゃ人と変わらないわ…。ティッシュにさえ傷つけられるの。さいまるちゃんは病んだ。

 

さいまるちゃんには角が生えてる。

この角のせいで、周りになんやかんや言われてきた。かんやなんややんか。

角を有効活用したかった。何か有効にしたいとずっと考えてる。

かんやなんや言われるのがお辛いので、さいまるちゃんは、他の者たちが寝静まる夜にしか、外を出歩かない。

さいまるちゃんには仲良しがいるけども、仲良しメンはサイじゃない。彼からは、要約すると、角を削って平たくしろってゆあれる。

仲良しメンとは仲良くしたいから、「角をほんとは何かに有効活用したいの」とか言えない。「そうだよねぇ、削らなきゃね…」って言うしかない。

角(ツノ)ちゃん、報われたくない?角ちゃんの辛かった分、報われてほしくない??

サイまるは、そういう発想なのである。

 

ツノって、歯なのかな?

もし、サイまるちゃんだったら、その角、売っちゃうんですけども。象牙的に値段ついちゃうんじゃないですか。

 かばまるちゃんでもよかった。